2026年9月5日

解き直しはプリンターなしでも回せる|画面表示+ノート1冊で採点まで進める方法

解き直し問題集を作るところまでは順調なのに、「印刷」でつまずく——中学受験の家庭学習で、意外なほど多い止まり方です。プリンターがない、インクが切れている、A4を数枚出すためにコンビニへ行く気になれない。印刷を週末に回しているうちに、次の宿題が来て、直しは後回しになります。

この記事では、プリンターを使わずに解き直しを回す手順を、実際の運用に沿ってまとめます。前提として、間違えた問題がすでに「解き直し用にまとまっている」状態から始めます(まとめ方は間違いノートの記事を参照してください)。

なぜ「印刷」が解き直しの最大の敵になるのか

解き直しの本体は、間違えた問題をもう一度解いて、正解できたかを確認することです。印刷はそのための準備にすぎないのに、準備の段階で手が止まると本体まで届きません。

平日の夜に「印刷してから」と思うと、それだけで翌日に送りたくなります。週末にまとめて印刷しようとすると、週末には新しいテストの直しが加わっています。印刷という工程がある限り、直しは常に「たまってから一気にやるもの」になり、一気にやる時間は永遠に来ない、というのがよくある形です。

解決の方向は単純で、紙を増やさないことです。問題は画面で見て、答えはノートに書く。ノートは1冊で足ります。

画面表示+ノートで回す4つの手順

1. 解き直し問題集を作る(画面で見るだけでよい)

間違えた問題を集めた問題集を用意します。塾サポなら、撮って採点した宿題やテストの間違いから、単元や期間を選んで自動で作られます。PDFはダウンロードや印刷をしなくても、スマホやタブレットの画面でそのまま開けます

2. 画面に出して、ノートにコードと問題番号を書く

問題集の各問題には、右上に4文字の短い「コード」が印字されています。子どもは、ノートの上にそのコードと問題番号を書いてから答えを書きます。

たとえば、ノートの1ページはこうなります。

  • 1行目: コード(例: K7PA)と、問題番号(例: (2)
  • その下: 途中式と答え
  • 次の問題は、少し行を空けてまた「コード・問題番号」から

コードは問題ごとに違うので、同じノートに算数と理科が混ざっても構いません。「今日は3問だけ」という日も、ノートに3問分が並ぶだけです。

3. ノートを撮る

解き終わったら、ノートのページを1枚撮って「解き直しの採点」に送ります。写真に写ったコードから元の問題が自動で照合され、設問ごとに採点されます。正解できた問題は「克服」として記録され、弱点マップの単元が緑に変わっていきます。

4. 読み取れないときは、コードを手で入力する

手書きのコードが薄い、ノートの端が切れている、といった場合は、採点画面の「コードを入力」に4文字を打てば、その問題に紐づけて採点できます。写真の読み取りは補助で、コードの手入力が最優先で使われます。

ノート派と印刷派の使い分け

印刷しない方法がすべての家庭に向くわけではありません。目安はこうです。

  • 低学年〜小4: 問題の余白に書き込める印刷の方が楽なことが多い。図形問題や作図は特に
  • 小5・小6: 問題文を読んで、ノートに式と答えを書く形に慣れておくと、テストの解答用紙に近い練習になる
  • 理科・社会の一問一答: ノート派が向く。1ページに10問並べても読める
  • 図を描いて考える算数: 印刷派が向く。ノートに図を写す時間がもったいない

「全部ノート」に決める必要はなく、その日の科目で決めれば十分です。どちらの方法でも、撮った写真から克服が記録される仕組みは同じです。

「続ける」ための順番

プリンターの問題を解決しても、解き直しが続かない理由は別にもあります。回数を決めすぎる、全部やろうとする、親が付きっきりになる。そのあたりの続け方は解き直しが続かない理由と3つのコツにまとめています。

塾サポは、宿題やテストをスマホで撮るとAIが採点し、間違えた問題だけを集めた解き直し問題集を作るサービスです。印刷せずに画面で見てノートに解き、そのノートの写真で採点して克服を記録する、という本記事の流れをそのまま前提に作っています。操作の詳細は使い方ガイドをご覧ください。