2026年8月16日
中学受験の「解き直し」が続かない理由と、家庭でうまく回す3つのコツ
「間違えた問題は解き直しなさい」と塾から言われるものの、実際に家庭で解き直しを回し続けるのは簡単ではありません。この記事では、解き直しが続かない典型的な理由と、忙しい家庭でも無理なく習慣化するためのコツを3つ紹介します。
なぜ解き直しは続かないのか
多くのご家庭で解き直しが止まってしまう理由は、お子さんのやる気の問題ではなく、仕組みの問題です。
- 間違えた問題が、テストやプリントのあちこちに散らばっている
- 「どの問題を・いつ・もう一度解くか」を決める人(=保護者)の手間が大きい
- 解き直したかどうかの記録が残らず、やりっぱなしになる
つまり、解き直しは「問題を集める → 選ぶ → 解かせる → 確認する」という4段階の作業で、その大半が保護者の肩に乗っているのです。
コツ1: 間違えた問題を1か所に集める
解き直しの第一歩は、間違えた問題の「置き場所」を決めることです。ノートに貼る、コピーしてファイルに入れるなど方法は何でも構いませんが、大切なのはその日のうちに集めておくこと。テスト直後は面倒でも、1週間後に探し直すよりずっと楽です。
コツ2: 解き直しは「翌日〜3日以内」と「1週間後」の2回
エビングハウスの忘却曲線を持ち出すまでもなく、間違えた直後の記憶が新しいうちに1回、少し忘れた頃にもう1回、が定着の基本です。
- 1回目(翌日〜3日以内): 解説を見ながらでOK。「なぜ間違えたか」を言葉にできれば十分
- 2回目(1週間後): 何も見ずに解く。ここで正解できれば卒業
全問を完璧にやろうとせず、「2回目で解けたら終わり」とゴールを決めることが継続のポイントです。
コツ3: 記録を残して「できた」を見えるようにする
解き直しは地味な作業なので、お子さんにとって達成感が見えにくいのが難点です。解き直した日付と結果を一覧にして、「先週より減った」「この単元は卒業」が目に見えるようにすると、親子ともに続けやすくなります。
まとめ
- 間違えた問題はその日のうちに1か所へ
- 解き直しは直後と1週間後の2回、2回目で解けたら卒業
- 記録を見える化して達成感につなげる
解き直しは、量より「回し方」です。仕組みさえできれば、1日15分でも確実に力になります。